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八重山のことわざ【思い出し子】

2010年10月30日

Posted by ≪京太郎(チョンダラー)才蔵≫ at 12:02 │Comments( 1 ) 八重山のことわざから
【思出子】おもいだし‐こ

八重山のことわざに、【思い出し子】があります。
子を産まなくなってから久しい中年の女などが、思い出したように
ほんとに久しぶりに産む子のことを、【思い出し子】と言われるそうです。

       うむいだしぅ  ふぁー
       (思い出し    子)


たとえば、これで終わりと最後の子に、「とめ子」と名付け、子づくりを
終りにしたはずだが、長い間産むことを忘れていたのか、出来てしまった
ということらしいです。

【思出子】おもいだし‐こ、は年の差がある分、家族にとって、可愛い、
可愛いと大事に育て上げられたのでは、ないかと私なりに感ずるも
のもありますね。
  
では、この辺で失礼します。

  
八重山古典民謡研究学会会長



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この記事へのコメント
会長様

よくあるお話ですね!私の親類の家でも

これで最後と生まれた子に「末子」と

名づけたら、最後にまた生まれてしまい

年の差の子供なので「年子」と付けて

いました。面白いですね!昔は避妊具が

発達していませんでしたからね・・・。
Posted by そふぃあそふぃあ at 2010年10月30日 13:40
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